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10.172025
【薬剤師監修】L-システインとL-シスチン どっちがいいの?それぞれの違い

L-シスチンとL-システインって何が違うの?
「L-シスチン」「L-システイン」――どちらも聞き慣れないけど、美白系サプリやスキンケア用品の成分表でよく見かけませんか?
名前も似ているこの2つ、実はどちらも美容と健康に役立つアミノ酸なんです。
ざっくり言うとこう!
成分 | 正体 | 主な役割 |
L-システイン | 肌・髪・爪に含まれるアミノ酸 | メラニンを抑えてシミ予防 / 肌の代謝サポート |
L-シスチン | L-システインが2個くっついた形 | 体内でL-システインに分解されて働く |
つまり、L-シスチンは「L-システインの2人組コンビ」みたいなもの。体の中でL-システインに戻って働いてくれます。

L-システインの主なお仕事
ビタミンCと組むと美白パワーUP!
➡シミの原因メラニンの生成を抑える
ターンオーバーを促す
➡二日酔いもスッキリ
ただし、日常の食事だけで必要量をまかなうのはなかなか難しい成分。だからこそサプリで注目されているわけです。
L-シスチンは「美容の材料係」
L-シスチンは髪・爪のたんぱく質(ケラチン)の主成分。燃やすと独特のにおいがするのは、このアミノ酸に硫黄が含まれているため。

まとめ
- L-システイン=美白&代謝サポートの中心選手
- L-シスチン=材料提供しつつ、体内でL-システインに変身するサポート選手
- どっちが良い?というより 2つでセットで働く関係!
相乗効果を狙うなら…
L-システイン × ビタミンC | シミ・くすみ対策の鉄板コンビ |
両方が一緒に入っている製品を選ぶと効果的かもしれません。